【加藤紘一】 時局を読む「『事務所の元代表、起訴について』加藤紘一からのメッセージ~3月29日~」

衆議院議員辞職について 私は本日、衆議院予算委員会に参考人として招致を受けました。 その場で、私の事務所の代表を務めていた佐藤三郎の引き起こした事件について、率直にお詫びしました。 さらに、政治的、道義的な監督責任を取り衆議院議員を辞職することを表明いたしました。 私に対し期待を寄せ、国会へ送り出してくれた選挙区の方々。 私の政治活動を支援してくださった全国の人たち。 なけなしの資金をカンパしてくださった方たち。 今回の不祥事を通し、さぞ、落胆させてしまったことでしょう。 政治に対する不信の念を抱かせてしまったことでしょう。 今はただ、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 日本は、このまま活力を失っていくのか。 それとも、再び、かつてのような輝きを取り戻せるのか。 日本は今、曲がり角にあります。 私は日本の将来が心配でなりません。 この国のため、今すぐにでも、やらねばならぬことは山積しています。 それらを一つ一つ、国会議員として実行していきたい。 それを国民の皆様に訴えていきたい。 この期に及んでも、私の胸中はこうした思いでいっぱいです。 しかし、今の私の言葉に耳を傾けてくれる人は、残念ながらいません。 信頼を失墜した政治家には、辞すよりほかに道はないのでしょう。 こうして私は議員辞職を決意したのです。 衆議院議長あての議員辞職願いも、すでに参考人質疑の後に提出しています。 失った信頼を取り戻すのは、容易ではないでしょう。 今後は、一国民の立場から一歩一歩、信頼回復に努めたいと思います。 国民の皆様。 これまでのご支援に、心より感謝いたします。

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【加藤紘一】 時局を読む「加藤紘一からの肉声メッセージ~11月14日~」

加藤紘一です。 私のホームページにアクセスして頂いて有難うございました。 大変多くの数の方がビジターでヒットしてくれていますし、それからウェッブマスターの植木君に聞くと毎日300件以上のEメールによる励ましをいただいて大変心強い次第です。 先週の木曜日、金曜日と私の意志を表明してから、政界及び日本社会全体と言っていいんでしょうか、色んな波及を起こしておりますけれども。私は、永田町の常識と一般 社会の常識が若干違うということはあるかと思うんですが、しかし今日ほどまでかけ離れてしまってはいけないと思っています。そこを何としてでも近づけて、そして自由民主党の古い体質の部分があるわけですけれども、そう一挙に直せるものではないとは思っておりますけれども、かなり大胆に直して行かなければいけない、そんな気持ちで頑張っています。 大変緊張する毎日です。例えば、大変多くのTVカメラの人たちに取材されていますが、やはり写 されている方も結構緊張して疲れるものでありまして、大変な日々です。やはり自分がこの国を変えなければならない、日本の政治を変えなければならない、自分がそういう立場にたまたまいるという責任を感じながら頑張っていきたいと思っております。一生懸命、健康に注意して元気で頑張っていますので、見守っていただきたいと思います。

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