山形県の皆様へ
 遠藤武彦さんの農水大臣辞任について
07/09/21 掲載

先日の遠藤武彦さんの農水大臣辞任は大変残念でした。彼は同郷の仲間ですし、久しぶりの山形出身の大臣ですからおおいに期待したのですが、数年前に指摘された補助金不正受給の、その補助金が返還されていないという点から考えると、やむを得なかった辞任かなと思います。
農業共済職員というのは、がんらい農業関係団体の中で最も地味で生真面目な人たちです。なおかつ、補助金を不正に受給したといっても、それを自分たちのポケットに入れたわけではなく、農家が負担しなければならない分を担当者二人が自費で払い、その組合の加入者成績がよかったことにするための工作だった。もちろん、遠藤さんもポケットに入れているわけではないようですので、昨今の「政治と金」の問題というよりは、監督不行届の問題でしょう。
ちょっと腑に落ちないのは、どうしてこの組合を監督していた県、および農水省がこの問題を処理していなかったのか。その点が不明確で、上部行政組織にも責任があるのではないかと思います。ことによったら、遠藤さんが農林族だからという「配慮」が働いたのかもしれませんが。あるいは、問題の先送りだったのか。いずれにせよ、悔やまれる判断です。