11月初旬、選挙区に帰り、多くの政治家や地元の人々が集うイベントに参加しました。そこでの休憩時間に、最近やたらと熊の出没が多いという話になりました。どことはいいませんが、とにかく熊の出没が多いらしい。平野部にある町の町長も、「ほんの少々の山林があると、そこに熊が出てくる」と言うのです。とはいえ、あまり緊迫感はなく、みんな「熊も人に馴れて、子どもでも連れていない限り危害も加えないし、“やあ!”などと熊に挨拶をする地域もある」とのどかなものです。 どうやら熊は、人間に捕まっても殺されずに山奥に追い返されるものだから、あまり身の危険を感じていないし、人間にも危害を加えないようだ、というのが一同の意見の一致するところでした。しかし、そういう個人的な体験を、いったい熊はどうやって仲間に知らせるのでしょう? 「最近どうも安全だぞ」とか、「だからあんまりハデなことはやめとこう」とか、熊語で話しているのだろうか……などと考えてしまいました。 さて、ある町長が言うには、捕獲して処分した熊は過去半年で3頭ほど。「しかしね……」と彼は口をもごもごさせながら続けます。 |
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