昨晩、私の選挙区である庄内町で痛ましい事故が起こりました。
第一報に接したとき、これほど大きな被害が生じているとは想像しませんでした。庄内の広大な水田地帯を思い、せいぜい雪に乗り上げるくらいのことだろうと思ったからです。しかし、時間の経過とともに様相が明らかになり、事故の重大さが判ってきました。庄内町出身の地元秘書や、県会議員からも情報を収集しましたが、秘書が首をかしげていたのは、ある一点。庄内地区には風の強い集落があり、特に事故現場あたりは常に注意が必要で、列車も強風のときには徐行する場所だった、というのです。
今朝の第一便で飛び、現場に向かいました。搭乗した飛行機には、事故調査委員も乗っていましたが、列車を倒したであろう強風の名残とも思われる横風に、一度では着陸できないほどでした。
現場に着き、なぜこれほどの事故になってしまったのかがよく分かりました。普通だったら脱線しても田んぼか雪塊に突っ込むだけのはずのところが、たまたまそこに鉄筋コンクリートづくりの堅固な農業用堆肥施設があったのです。ちょうど尼崎の脱線事故で電車がマンションに突っ込んだときと同じように。いくつかの偶然が重なってこの事故が起こってしまいました。そこに「徐行をしていなかったのか」といった人的な要因があったのかどうか、これからの調査が待たれるところです。
犠牲になった方には、秋田県警職員の奥さんや、厚労省から秋田県に出張中の方もいました。乗り合わせた偶然と片付けることのできない、尊い命です。ご遺族の方には心からお悔やみを申し上げたいと思います。
庄内は、このような新聞の一面に載るような大事故などめったに起こらないのどかなところです。ただ、30年前に酒田の大火があり、数千軒が焼けてしまいました。私は当時、たまたま現場に居合わせていましたが、これで2度目の惨事となってしまいました。私はこれから、自民党の事故対策本部に向かいます。
15:26談 |