ビデオメッセージ ▲ 「ビデオ & メッセージ」トップへ
道路財源の一般化を発表した福田首相の思い切り
平成20年3月28日
このメッセージはテキストのみとなります。

 3月27日、福田首相は、「道路財源は09年度に一般財源化する。ただし08年度からの暫定税率廃止には応じない」という内容の修正案を、緊急記者会見で発表しました。福田首相のこの発言は、大変に思い切った大胆なものです。おそらく一部の人たちには相談したのだろうと思いますが、党内的には正式に手続きを踏んだものではありません。それでも敢えて記者会見をしたというのは、福田さんなりに政権の命運を賭けた、非常に踏み込んだ発言だったのだと思います。
 これに対して民主党は、ただちに拒否しました。そのポイントはやはり、福田さんの修正案ではガソリンの値下げに結びつかないというところだと思います。
 しかし、このことは以前にも書きましたが、現在日本のガソリンはリッター90円のコスト+60円の税金で150円ということになっていますが、ヨーロッパ諸国は130〜140円の税金をかけてリッター220〜230円という値段を設定しています。日本のガソリン代は、世界的には非常に安いのです。ヨーロッパの重課税は、自動車の使用を抑えてCO2排出削減につなげようという禁止的な措置です。この点は日本においても、もっとみんなで議論するべきでしょう。洞爺湖サミットで国際的なリーダーシップを発揮しようとする日本にあって、政治的な駆け引きという理由によってさらに25円安くするということが、本当に正しいことなのでしょうか。前にも書きましたが、改めて強調したいと思います。
 4月の政局は、この問題をめぐり、かなり緊迫しそうです。