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宙に浮いた年金記録問題について、今こそ率直に話し合おう
2007年12月23日
このメッセージはテキストのみとなります。

 福田首相が、年金記録問題でじりじりと追い込まれています。
「最後のひとりまでチェックする」という参院選での公約が、ほぼ実行不可能と認めざるを得なくなった今になって、内閣支持率に響いてきました。
 この件につき、昨日あたりから『週刊文春』やスポーツ誌など3,4社より取材依頼が入っています。私は、年金記録の根本的な問題点や、5千万件すべての名寄せは不可能だということを、クラブカッコーの「今週の気になるニュース」で書いてきましたし(第17回第18回)、10月上旬に行われた党の社会保障部会や総務会でも「福田内閣になった機会に、率直にダメですということを言って、公約のくびきから離れたほうがいい」という趣旨の意見を述べました。そのような経緯から、「加藤さんは先見の明がある」と、素直に喜んでいいのかどうか戸惑う評価をマスコミからいただいているというわけです。
 以前にも書いたとおり、本名と年齢、昔働いていた場所との関係を公表したくない人たちがいて、自分が5千万件の中のひとりであるのを知りながら、権利を放棄しているわけですから、自己申告を基本としている限り、元来ムリなことなのです。
 年齢や経歴を詐称して働いた分はとっくに捨てた気でいる人は、「できっこないよね」と思っているはずです。もし、その部分をつつかれて親戚縁者に知れるかもしれない、そちらのほうが困るなどと思ってすらいるかもしれません。
 ですから、私は、伊吹さんらと総務会で「できるだけ率直に述べよう」といった、そのチャンスができて良かったと思っています。にもかかわらず、せっかくのチャンスを舛添さんと官邸は、積極的に活かそうとはしていません。少しズレた反応をしているなという気がして、気を揉んでいます。

※ クラブカッコーに入会されていない方のために、
第17回 「年金問題が相次ぐ今こそ、社会保障番号について話し合うべき」9月11日掲載
第18回 「基礎年金の全額税法式は慎重な議論を!」11月9日掲載
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