福田内閣が成立しました。さっそく行われた新聞各社の世論調査では、支持率が50%台後半のかなり高いところと出て、大変よかったと思っています。
新聞の論評では、派閥政治の復活とか、内閣が留任が多くて新鮮味がないなどと書かれていますが、この世論調査で見る限り、有権者の本音はどうやら「そんなに際だたなくていい。新鮮でなくてもいい。面白くなくてもいい。しばらくは安定した政治をしてくれ」、ということだったように思えます。小泉さんの7年間の激しいドラマ、安倍さんの激しい振れのあとで、国民は“癒しの政治”を求めていて、福田さんの人柄がそれにピタッと合致したのではないでしょうか。
もちろん、麻生さんがかなりの票を取ったことからも分かるとおり、日本はこれからどういった方向に行くべきかについて、人々の思いは一様ではありません。特に“新自由主義”という利潤追求を原則とする経済政策や社会の運営を求める向きもかなりあるでしょう。しかし、とにかく演説に刺激は少なくても、この先どうなるか分からないような政治だけは手直ししてほしいと国民みんなが願う時期が、これから3ヶ月〜半年は続くのではないかと思います。
とはいえ、ある意味では有権者も無いものねだりのところがあって、しばらくすると「メッセージがハッキリしない」とか、「政策の方向性が不明確である」といった内閣に対する批判が出てくると思います。しかし、福田さんはそれまでの間に、だんだん考えをまとめていかれることと思います。私はそれをしっかりサポートしていこうと思います。