この間、11月7日ですが、私達がかねて準備しておりました「アジア外交安保ビジョン研究会」の設立を行いました。設立の総会には議員の人が45人ぐらい出席され、代理の人も含めると70人以上の参加を得ておもしろく今後ともやれそうです。
もちろん、この「アジアビジョン研究会」は安倍政権が成立する前から発想されておりまして、安倍さんが『美しい国へ』という本の中で書いてあるようなアジア外交ビジョンでは、ちょっと今後日本の国益に合わないことが起きるんじゃないかというような懸念から、勉強し、また主張していこうということで発想されたものです。
政権成立後、安倍首相はすぐ中国に飛びました。韓国に飛びました。ですから、非常にこれは意外な展開といえば意外な展開なんですが、まあ我々としてはこの安倍政権の最初の動きをで、大変積極的に良いことだと思って受けとめていきたいと思いますし、今後ともこの流れが変わらないように我々も一生懸命プッシュしていきたい、こう思っております。
で、日中の首脳会談が始まった、日韓の首脳会談が行われるようになった、それは事の一つの始まりですから、より深く広くアジア外交を勉強し、政策提言していきたいと、こう思っております。初回の勉強会には、田中元外務省の審議官に来てもらいました。田中さんは、いわゆる小泉さんの突然の北朝鮮訪問を準備した外交の立役者でしたが、彼いわく、やはり話し合っていくべきであろうと、そして日本がどういう政策を取るかによって北朝鮮も変わりうるんだという意識でものを見て欲しい、ということを主張されました。
次回は今週の16日に、韓国で北朝鮮の核政策や防衛政策を一番良く理解している権威者、河英善(ハ・ヨンソン)ソウル教授と崔相龍(チェ・サンヨン)前の駐日大使にわざわざ韓国から来てもらって講演してもらうことにいたします。それから11月の、たぶん31日になると思うんですが、中国の人民解放軍のショウさんといって、これからたぶん近々、副総参謀になる人に来てもらいまして、たまたま訪日される時に時間をもらいまして、中国の軍事費はなぜ増大するのかという点について話をしてもらおうと思っています。この点は世界の政治家、メディア、もちろん日本の政治家、メディアが一番関心を持っている今の国際政治の中心のポイントですので、ここで自民党議員、特に防衛問題に強い議員と、そのショウ将軍との討論会は大変おもしろいものになるだろうと思っております。