ごぶさたしております。
今朝の新聞に日本の自衛隊が駐屯しているイラクのサマワで、ちょっとした事件があったと報道されていました。自衛隊を護送しながら一緒に歩いていたイギリス陸軍の車両が何者かに狙撃され、そして損傷を受けた、という記事です。自衛隊の車両には別に被害がなかったのでよかったなぁと思っています。
で、なぜこんなことをやったのか。シーア派のサドル派というところが、自衛隊を追い出したのは自分達だと後々宣伝するためのものではないかという解説がありました。よくわかりません。
しかしいずれにしても最近、イラク情勢の報道が日本の新聞にはあんまり無いんですけれども、イラク国内はほぼ内戦状態に近いと思います。前のイラクの総理大臣が「これを内戦と言わずして神は何を内戦と言うであろう」というような発言をしているに及んでは、もう何をかいわんやという感じです。さすがにアメリカ国内でもこの戦争を遂行したブッシュ大統領の責任追及はかなり激しく、そして支持率も今までにない“歴史的な最低”という報道がなされていますが、日本にはあんまりそこは大きく報道されていません。
とにかくイラク戦争が始まってから1日にイラクの人々が死ぬのが初年度は25人、次が30人、次が37人、日々増しているようです。私はイラク情勢を見ると日本の戦国時代を思い出します。今、イラクではシーア派、そしてスンニ派、そしてクルドという民族対決の様相を呈し、ちょっとでも他の種族って言いますか、他のグループだと思うとそれで殺し合いに入るような状況になっているわけですけれども、そういう戦国時代にも似た時には、民主主義というのもそう簡単ではない。そこには豊臣秀吉、そしてその前の織田信長のような権力を持った強権というものがまとめなければならない一時期があって、サダムフセインというのはそういう必要悪だったのかなぁ。そこに民主主義というものを無理矢理持ち込んでも無理だったのではないか。非常に理論的には寂しい話ですけれども、しかしそういう現実の歴史の経過を経て、だんだん民主的になっていくというのが一つひとつの国の歴史なのかなと思います。
イラクの情勢、やはりアメリカは間違えたと思います。日本の支援やむを得なかったと思いますけれども、もう少し苦悩があってもよかったと思っています。特に大量破壊兵器が無いとわかった段階では、日本の自衛隊はできるだけ早く引くべきだったと思いますし、今でもその模索を早くしないと最後に残ったのはボロボロのブッシュ政権と日本だけだということになっては“外交不在”と言われると思います。
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