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聞く耳を持とう
2005年11月14日掲載
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今度、ソウルに来て多くの国会議員の人達とじっくり夜、3時間にわたって会食をして話し合いをしました。
こちらの与党は「ウリ党」というんですが、そちらの方と、それから野党「ハンナラ党」というんですが、そちらの方も3〜4人来て頂きました。また、昨日の昼は大統領の安全保障特別補佐官、まあ昔でいうアメリカの大統領のキッシンジャー補佐官みたいな人、そういう立場にある人達とも外交や安全保障の問題を語り合いました。率直に話し合いが出来て良かったのです。
そしていつも韓国に来て思うんですが、韓国の人は日本の国内政治、日本の政治のことをよく勉強しています。派閥関係も、そして国会議員の当選回数まで良く覚えていて、「加藤さん、あなたは昔はこうでしたね」みたいなことを言われて、ドキッとすることも多かったのであります。
今回の靖国神社問題に、今後日本がどう対応するか、非常に大きな関心を持っていろいろ質問されました。総合して言うのに、「我々は日本に干渉はいたしません。ただし、この間の戦争というのをまずかった、悪かったと日本は言って謝ってくれたんだから、それと矛盾するような新しい行動は起こさないで欲しい」というのが統一した彼らの意見のようです。
つまり、新しい教科書で「あの戦争はそんなに間違えてなかったんだ」というようなことを書かれるとすると、我々は問題にします、と。それから、A級戦犯の人を拝みに行ったりすると我々は問題にしますけれども、しかしこれまで村山総理大臣や小渕さんがおっしゃったこと、それ以上のことをさらに要求するつもりはありません。日本がよく、韓国や中国は毎回毎回新たな謝罪を求めるような印象を持っているようですが、そこは直して欲しい、そんなつもりはありません、というのが一つのキーポイントになるのでないかと思って聞きました。
いずれにしても、この間の戦争の問題については、日本国内でよく総括をしておかなければいけない問題だと改めて感じました。