たぶん5年ぶりなんですけれども、今、韓国のソウルに来ています。久方ぶりに来た韓国は非常にダイナミックで、そして日本にほぼ近い位の生活水準になっているように思います。街を歩く若い男女のファッションセンス、それから、その着ている物の質、それからデパートに入ってみますと品物の置いてある量、品揃え、品質などなど日本に決して劣りません。この国の一人あたりのGNPは日本の三分の一のようなんですけれども、どうも日本に近いんじゃないかなぁという感じさえします。ソウルだけかもしれません。
さて今、ソウルは市内を流れるちょっとした川があって、昔ドブ川だったみたいなんですが、その上に高速道路が作られていました。それを40〜50年ぶりに全部ぶっ壊しまして、そしてその昔の川を再現する大事業が今、完成していました。
実に長さ4キロの市内の高速道路を撤去して、昔の川の流れにしたんですから大変な事業なんですが、これを実行したソウル市長・イ・ミョン・ボ、イ・ミョン・パクという方は今、市長ですけれども、次のハンナラ党からの大統領候補として急上昇の人気というので、今、この国では大騒ぎしています。さっき見に行ってきましたけれども、なかなかやるもんだなぁと思いました。とてもとても東京のど真ん中では出来ない事だなぁと思いました。
さて、靖国神社参拝をした小泉首相に対するソウル及び韓国全体のムードは今、じーっとしているというのが本当の所ではないでしょうか。そして麻生外務大臣、それから安倍晋三官房長官、小泉首相、この三人のトリオがこれからアジアに対して、そして韓国にどういう手を打ってくれるのだろう……非常に心配しながら見てるというのが実感です。なかなかのデモはあんまり無いから、これで良いのではないかという見方も日本国内ではあるようですけれでも、私の見た感じ、やはり騒ぎ立てると日本の中でまた反発が出るからデモはしないし、させないけれども、しかし分かって欲しいという感じでじっと見ているというのが本当の韓国国民の感情のように思います。これからアジア外交は、新内閣の下で非常に微妙な舵取りをしなければならない、よほど注意しなければならない部分だなぁということを改めて感じました。
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