おはようございます。加藤紘一です。 ここは私の山形県鶴岡の選挙事務所です。
昨夜は午前3時4時、真夜中でもずっと人が詰めて私の投票結果、それから全国の開票速報をかたずをのんで見ておりました。
しかし今は、こうやって誰もおりません。みんな家の中で寝ているのだと思います。私も4時に寝て8時半に起きましたから、若干寝不足です。でも気持ちは非常にさわやかに、この朝を迎える事が出来ました。
得票にして15万9千票、前回よりも2万票あまり多い票をいただきました。本当に選挙カーで回ってみても、お年寄りの方から20代の若い人たち、そして30代後半の小学校・幼稚園のお子さんを持ったお母さんたち、そういう広い層から支援を得たと思います。それでなければ、あの票にはなりません。
多くのご支援をいただいた一つの大きな原因は、小泉改革ムード、自民党の風というのもありますけれども、この山形県的には、2月の知事選挙を我々が必死で戦ったことも大きく影響していると思います。すべての団体組織、商工会議所、そうものが現職の知事さんに付きました。我々、自民党の3人の代議士は、全く組織も持たず、ただ頼りは県民が新しい知事さんを求めているという、我々なりの皮膚感覚の、一種の世論調査なのですが、それが正しいはずだということだけで戦って、激しい戦い――なおかつメディアもほとんど現職側――という中での戦いをしました。結局、それぞれの地域の指導者、それも村会議員・町会議員の若手の人たちと話し合うことによって、選挙を進めたわけですけれども、勝ちました。
その時も思ったのですが、私は組織票、労働組合票、それぞれの団体票というものに頼る選挙というのはいつか終わると思っておりました。今回の小泉選挙の持つひとつの意味は、「特定局」という自民党にとって一番強い団体というものに対して、小泉さんは対抗した。一方、民主党のほうは、前提というのですけれども労働組合に何か気にしているところが見えた。かつての社会党のようなところがあの党に見えた、というなかで古さを感じ、そしていくら大都会周辺に30代後半のアメリカ帰りの人たちが立候補し、そして議員になっていたとしても、党そのものが古いのだったらもう願い下げだという結果になったのが、今度の小泉ブームではないかなと思っております。
私は前に、自民党の中にふたつの誤解があると言いました。法案を拒否しても小泉さんは解散しないだろうという誤解――亀井さんたちの誤解ですが――これはやはり誤解だった。解散になりました。
もうひとつ、郵政ということを訴えてそんなにブームは起きないはずだと、こう私は言ったのですが、これは私のほうが違っていたようです。しかし郵政のテーマは、私も解散になってから必死になって説明しましたが、やっぱりこの農村地帯でも都会でも、あんまりみんな興味を持ってくれません。今回はそういう細かい内容よりも、この日本を改革する、そして圧力団体には屈しない、このふたつが大枠のテーマとして戦われたから、このブームになったのではないか、はっきりと戦ったというところにこのブームの意味があったのではないかなと思っています。
いずれにしろ戦い終わって、この選挙の持つ意味、これからの政治に与える影響を、このホームページでまた述べてみたいと思います。いずれにしてもどうもありがとうございました。
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