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| 2001年8月3日(金) |
| 【「山河」に魅せられて】 |
| 加藤紘一です。 暑い毎日です。先日は、阿部正俊議員の御支援ありがとうございました。 私も、自分の総選挙のときよりも多く山形に入りました。特に、大江、朝日、河北、寒河江、山辺、中山など日頃あまりお邪魔できない旧一区の町村に足繁く行きました。楽しい出会いでした。私の政策や政治への考え方を語る機会をもらったのは、ありがたかったです。 最近、「山河」という歌に魅せられています。小椋佳作詞、堀内孝雄作曲で五木ひろしが歌っているのですが、なかなかの曲で、日本版の「マイウェイ」ではないかとさえ思います。古い曲なのか、ここ2〜3年の新曲なのかは知りません。去年の10月、徳間書店の徳間康快社長の葬儀のとき、五木氏が式の最後に献歌、絶唱したとき私は初めて聞きました。 『人は皆 山河に生まれ、抱かれ、挑み、 人は皆 山河を信じ、和み、愛す、 そこに 生命をつなぎ、生命を刻む そして 終いには 山河に還る。 顧みて、恥じることのない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと〜』 参院選のある夕方、私は鶴岡から月山道路を大江町の左沢に向かって走っていました。その時、突然気付いたのですが、車の中に山々の森林の香りが入ってきました。車窓をあけるとむせかえるような樹々のにおい。西川インターを降りた時は、草々のいきれ。やがて最上川の雄姿。 MDカセットで「山河」を聞きながら、まさに、歌のとおりだなと思いました。 最近、東京の人々の生活は、経済的な困難さも手伝って、かなり煮詰まったものになっています。絶望する人も多い。 毎日、最小限の衣食住は満たされているのに、経済的な壁が人生の深刻な障害になっている今日。何か「グローバルスタンダードと地域に根差した価値観」といったテーマを考えさせられました。 ジェノバのサミットで15万人のデモがあり、死者がでた。シアトルのWTOでもスイスのダボスの国際会議でも。日本の政治も、この問いに答えなければならぬ時が近づいているように思います。 |
| 2001年7月27日(金) |
| 【地元入り partU】 |
| 加藤紘一です。 明日7月28日(土)、地元に帰ります。 |
| 2001年7月19日(木) |
| 【地元入り】 |
| 加藤紘一です。 7月25日(水)、山形に帰ります。 |
| 2001年6月8日(金) |
| 【「そば」と「漬物」】 |
| 加藤紘一です。 昨日7日、大石田の早坂清町長・工藤雅二議長ほか町議の皆さんが私の議員会館に立ち寄ってくれました。選挙区ではなくなったのに来てくれるのは嬉しい限りです。町の重要事業の説明のあと、大石田の「そば」論議になりました。 最近、東京でも「大石田のそば」は評判になっています。次年子(じねんご)・来迎寺(らいこうじ)……。 新幹線の駅にもそば屋さんができたと町長。 「立ち食いスタイルか」と聞いたら「とんでもない。ちゃんとしたものだ」と議長。町内に8ヶ所ほど評判のそば屋さんがあるとのこと。私も時間を見つけて行ってみたいが、一度に何軒もはしごするわけにはいきません。いまダイエット中です。 庄内と内陸の最大の違いは漬物です。 一軒の家庭を尋ねても、そば屋さんで食事をしても、必ず季節の野菜と山菜を少し加えた漬物が出てくる。ほぼ芸術品ともいえるぐらいのものにしょっちゅうお目にかかります。同じ県内でも、どうしてこの文化の差ができたのか不思議です。 私は、日本蕎麦協会の会長。蕎麦栽培農家を奨励する組織で、毎年、全国の優良生産農家を農林大臣と一緒になって、表彰式をやるのですが、就任以来十数年。ほぼ毎年山形県内の農家が入っています。大石田の農家も優秀です。いま米の生産と消費は約1、000万トン、そばは国産2万トン、輸入10万トン、国産そばはやはりうまい。ちょっと原価は高くなるが、やはりうまい。みんなもっと国産そばを応援して欲しいと思います。 |
| 2001年5月30日(水) |
| 【良い公共事業・後回しにしてもよい公共事業】 |
| 加藤紘一です。 5月18日(金) 「40代・飽海郡・公務員」さんの意見で指摘された点は、実は、現在の国の666兆円借金問題や地方分権の重要なテーマになることです。 過去10数年、政府・自民党は何度も景気対策のパッケージを打ち出しました。 そのうち、かなりの部分に私自身が関与しています。景気刺激の公共事業が重要な内容ですが、実施するのは地方自治体。必ず、地元負担があるのですが、「その点は、心配しないで欲しい。自治体にとりあえず借金してもらうが、その返済は、地方交付税で国が責任を持つ。だから、現在の緊急課題、つまり景気回復を実現するため、公共事業を実施してください」と国は呼びかけてきました。 「公務員」氏は1割負担にすべきだったと述べていますが、実はそれどころか、国主導の経済対策の場合は、ゼロ負担としてきました。しかし、いくら地方交付税で将来面倒をみると言っても、その財源になる地方交付税対象税目(所得税、法人税、酒税、消費税、タバコ税)の収入は、ここ10年ぐらい低調で、その不足分は地方交付税特別会計の借金になり、その累積額は、平成13年度までで実に42.5兆円にのぼる見込みです。一方で、地方自治体にとって十分な費用対効果分析がなされないままに、野放図に公共事業が繰り返されてきたのです。 この点は、大きな問題だと思います。私自身、ずっと気になっていました。今後は、補助事業については地方自治体にしっかりと応分の負担を求めることにより、その事業の必要性を再確認してもらう、そういう形でやっていかなければ不要不急の公共事業はなくならないと思います。「地元負担分を払ってもやりたい公共事業」は良い公共事業、「払いたくない公共事業」は後回しにしてもよい公共事業という判断が、いちばんいい基準ではないでしょうか。 |
| 2001年5月29日(火) |
| 【真剣な地元の皆さん】 |
| 加藤紘一です。 最近よく選挙区に帰ります。また一昨日27日は山形市に丸一日いました。自民党県連大会があったからです。 いま、庄内は本当にいい季節だなと思います。風薫る5月という言葉がピッタリ。また、田植直前、代掻(しろかき)が終わった水田もみごとでした。特に、午後7時頃、スーパー農道を飛ばしていると、水を張った田園が暗くなった空を背景に鏡になり、夕食をしているだろう農家の灯りを映し出しています。 本当に「人が住んでいる」「生活がある」と実感させます。都会のコンクリートのマンション群には感じられない雰囲気です。 25日の夕方、酒田・ガーデンパレス「みずほ」で加藤紘一後援会、自民党・阿部正俊後援会の合同会議が行なわれ、私は小泉政権成立について国会報告をしました。 また、翌26日には、酒田・広野地区で渡部貞博市議の集会があり、同じく報告をしました。 どの会議でも、みんなが小泉政権の成立をわが事のように喜んでくれ、「去年からの代議士の苦労が報われたね」と言ってくれました。 また、それぞれの人がそれぞれの田中眞紀子外相論を私に語ってくれました。 それにしても私の報告を聞くみんなの顔が真剣です。驚くほど真剣です。なにも、以前、私の国会報告を聞くときのみんながいいかげんに聞いていたというのではありません。けれども、ここ1年、みんなが政治を聞き、語る雰囲気は、私の議員生活28年の中で、見られないほど緊迫しています。これは日本中どこでも同じなのではないでしょうか。全国行脚をしていてもつくづく感じたことです。 |