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レポート:第33回・群馬県大泉町
4月13日、群馬県大泉町に行って来ました。東京からは新幹線で熊谷まで行き、そこから車で40分、埼玉
県側から利根川を渡ったところが、大泉町で、群馬県の東部、俗に「東毛地区」と呼ばれているところです。私の家内の実家が高崎ですので、群馬県にはよく参るのですが、ここ大泉町は初めてです。
三洋電機をはじめ、味の素、カネボウ、雪印などの大企業の工業が立ち並ぶ新興都市で、生産高は、県内中央の高崎、前橋地区を上回ります。人口は4万3000人、昼間人口は6万人を超えるといいますから、立派な工業都市です。
大泉町の特色は、この24年間地方交付税をもらっていないことと、外国人が人口の1割強の4千数百人もいるということです。外国人の人は工場勤務の人とその家族ですが、実際にはもっと多く、1万人以上が、この町で生活しているといいます。この行脚で行った愛知県西尾市でも、外国人との共生問題が出されましたが、この町でも、この問題に取り組んでいることでしょう。
行脚に応募してくれたのは、ご主人と町内で電器店を営む白浜悦子さん。今日の参加者は、白浜さんのお仲間と地元JC(青年会議所)の現役・OBのみなさん、約40人です。会場は、「文化むら」という立派なコミュニティハウス、さすが交付税をもらっていないだけあって、町財政は豊かと見ました。会場には全国紙の記者さんに混じって、写
真週刊誌のカメラマンも入っています。
私は、加藤政局の反省から話し始めました。
「国民のマグマの質と量を見誤った。森総理退陣というシンプルな目的で行動したつもりだったが、国民はそれだけでなく、世直しを期待した。自民党の危機について、この国の将来への希望について、国民のなまの声を聞くべく、こうして全国を行脚している。情報を得たい、そしてなによりも国民の感覚を探りたいと思い始めた試みだが、情報と共に、各地で大変な力と勇気をいただいた。本当にやってよかったと思っている」
「国民が将来を心配している。情報公開で、知るようになったからでもあるが、政治家の方は、心配していない。病気を治さなければならない医者の方が、医学知識を持っていないという感じだ。国民は、政治家に、この国をどうするのかというビジョンを示せと言っている。それに応えられない政治家は退場するしかない。総裁選もどのように闘われるかが大事だ。真にオープンに、緊張感をもってやってほしい」
そして、この国の重要テーマとして、いつも訴えている3つの点、すなわち、「小さな力強い政府の実現」「科学技術立国とフロンティア」「アイデンティテイの確立と新しい国づくり」を説明しました。
以下は、その後の対話の概要です。
| Q: |
小泉さんでいいのか。 |
| A: |
小泉さんを支持する。自民党再生の最後のカードだ。総裁選の立会い演説会を聞いてからこちらに来たが、危機感の強さが彼にはある。小泉さんがなるのが一番いい。11月の政局の時と、状況は少しも変わっていない。私の決意も、その延長上にある。 |
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| Q: |
政治家は優遇され過ぎていないか。公用車はやめるべきだ。 |
| A: |
イギリスは自転車、アメリカは3倍の経費支給という実態だ。私は公用車は使っていない。使いたい議員は、費用を払っている。ほんのわずかだが。議員の待遇問題の是非は、どれだけ仕事をしているかにかかっている。 |
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| Q: |
本当に危機なのか。庶民には実感がない。行くところまで行かなければ、創生しないのでは。 |
| A: |
危機だ。私一人の考えすぎではない。自殺者が年間3万人以上出ている。異常なことだ。年金を貯蓄するお年寄りがいる。こんな社会はよくない。将来目標がなく、生きがいがふらふらしている社会もよくない。豊かだがハリのない社会は、危険だ。 |
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| Q: |
構造改革の理念はわかるが、商店街がどんどんつぶれていく。この現状をどう見るか。 |
| A: |
競争力や国際化だけでは、この国をやってはいけない。地域社会が壊れていくのをどうするか。経済だけでは解決できない。商店街を維持していけない。何か魅力をつけなければだめだ。 |
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| Q: |
学校の週休2日制について。 |
| A: |
ゆとり教育の是非について、最近よく意見が出る。基礎的なことを十分力を入れてやり、あとは伸び伸びと、いうことだろうが、大切なことなので、専門に勉強している同僚議員の意見も聞き、十分検討したい。だが、教育の下請化には反対だ。昔は、子供たちが育て合っていた。地域の総合的な教育力というのもあった。地域でも、学校でも一所懸命何かをやるグループができるといい。 |
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| Q: |
年金が心配だ。 |
| A: |
公的年金の方が絶対有利だ。しかしそう思われていないところに問題がある。国に膨大な借金があり、政治もふらふらしているので、支給が遅れたり、将来の保証が心配になっているのだ。だが政治がしっかりすれば大丈夫だ。 |
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| Q: |
参院選に、党より人の名前を書かせるのは、自民党の自信のなさか。 |
| A: |
自信はない。厳しい選挙になるだろう。しかし非拘束比例代表を進めたのは私だ。その候補者個人がいいと思ったら、入れてほしい。そしてその人の判断を支持してあげたらどうか。 |
帰りは参加者の車で、熊谷駅まで送ってもらいました。地元だけに、行きよりスムースです。途中、まだ話し足りなかったことを話し合いました。止まりません。行脚の時間は普通
2時間ですが、いつも時間が足りなくなるのが、私にも参加者にも不満です。
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