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加藤紘一がゆく!スケジュール&レポート


日時  場所 主催者
21

3月19日(月)
19:00〜21:00

東京ウィメンズプラザ
(東京都渋谷区神宮前5-53-67)
首都圏市民ボード/リンク「創」
arco@super.win.ne.jp         


主催者のレポートへ


レポート:第21回・渋谷

3月19日、首都圏市民ボード/リンク「創」主催の集会に行って来ました。場所は東京・渋谷にあるウィメンズプラザ2階会議室。参加者は40名強。首都圏市民ボードは、4年前の設立で、これまで、「市民が政治を変える」をモットーに、勉強してきたとのこと。メンバーは都心のサラリーマンや市民運動家が多く、中には地方議員や秘書も含まれているという。民主党に近い人が多いらしく、確か、代表の青木康さんは、前回の総選挙に、民主党公認で立候補しています。熊本県の本渡市では、社民党の支持者ばかりの人たちと対話しましたが、今回は民主党シンパとの「異業種交流」になりそうです。

開会のあいさつで、青木さんが、「当選10回を数える自民党の重鎮が、このような市民サークルに来てくれることは画期的なこと」と、言ってくれましたが、私にとっても画期的なこと、昨年11月の政局がなければ、このような機会はなかったかも知れません。即座に、「このような集会は、新鮮でありがたい。みなさんが何を考えているかは、質問のアングルでもわかる」と応じました。

私はまず、「国民の意識の質と量を読み間違えたのが、11月政局の敗因。正確にその意識をつかむため、こうして行脚をしている」「この国は大丈夫だ。国民が政治の勉強をしていて、国中に改革のエネルギーが充満している。希望を捨てずに、頑張っていきたい」と、話しました。 続いて、行脚の基本主張である、「小さい力強い政府の実現」「科学技術によるフロンティアの創造」「自然観をもとにした地域づくり、国づくり」の3点を訴えました。 すぐさま対話に入りましたが、いっぺんに数人の人が手を挙げます。以下はその要旨です。

Q: 公明党との連立が、自民党不振の原因では。
A: 公明党は悪い政党ではないし、宗教団体が政党を持つことも、悪いことではない。しかし、宗教というのは、絶対主義なので、政治の中枢を担うことはいけない。自民党の後継総裁選びに、口を出すのは論外。
   
Q: 国民は、政策を聞いてから判断する。あなたは出しているか。
A: ネットにこれまでの著作や論文、発言などを載せているが、膨大過ぎて見にくいかもしれない。
   
Q: 日本人が英語をなかなか話せないのは。
A: 英語でものを考えなければだめだ。ツールだと考えて、小さい時から勉強することだ。
   
Q: 自民党は大嫌いだ。しかし11月からは、よく政治を考えるようになった。
A: これまで、つけ回し、ごまかしの政治だった。不信を買って当然だ。
   
Q: 失われたものをどのように回復するのか。
A: 自然は直せるし、こわれたコミュニティも、NPO活動でつくり直せる。
   
Q: 構造改革の具体策は。
A: 住民が決める形を、ビルトインすることだ。
   
Q: 道州制についてどう思うか。
A: 行政的には、事実上進んできている。
   
Q: 女性の社会進出についての意見は。
A: 保育園の充実が急務で、民営化が急がれる。男が育児休暇を取れるような社会にならなければ、女性の社会進出も本物にはならない。
   
Q: 価格破壊が世の中を悪くしていないか。
A: 安くて便利なものが売れるのは当然。無理して安くするのは続かない。
   
Q: 能力と使命感を持った人が政治に加われるように。
A: 識見と責任感を持った人が、保守政治を支えてきた。いまそれが失われようとしている。自民党の危機の本質がここにある。これからは地盤やカネがなくても、まじめで有能な人が政治に入ってこられるようになる。

 

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加藤紘一のレポートへ

     主催者レポート@渋谷
 

今、日本は第3の改革の時期であるとよく言われていますが、我々の集まりは市民が自ら考え行動することで世の中を変えていこうと4年前に結成されました。東京の渋谷で月1回のペースで講演会等を開催していますが、今回は加藤紘一先生が全国を行脚しているとのことでお願いをし、3月19日にお越し頂きました。自民党の重鎮である先生が市民サークルの講演に来られることは本当に画期的なことで、参加者は会員や、加藤先生や当会のホームページを見て参加された方々を含め50人近くになりました。

まず講演は昨年11月にあった加藤政局の総括から始まり、年金、財政問題や基礎的な科学研究に関する先生の政策構想を主にお話頂きました。政局を総括されて、「予想以上のマグマが溜まっていた。自民党という小屋の中の空気を入れ替えようとしたら、風速30メートルの風が吹き抜け、吹き飛びそうになり中に放り込まれ戸が閉まった感じだ。」と巧みに表現されましたが、結果よりも政局の持った意味から現状の深刻さについて考えさせられました。また基礎的な科学研究に関しては、日本人の宗教意識まで掘り下げたお話もありました。古来から日本人の宗教意識には類いまれなる自然観が大きく影響を与えているので、日本は自然との共生を大事にしながら経済発展を考え世界に情報を発信していく国にならなければならないとのご見解には先生の造詣の深さを感じました。

その後、先生と参加者との間で質疑応答が行われましたが、政策構想に関するものから自民党と公明党の連立問題、外交政策、エネルギー政策、英語教育そして女性の社会進出に関するものまで多岐にわたり、私自身、市民の政治意識の高さと関心の多様さに今更ながら驚きました。定刻をオーバーして行われた密度の濃い講演会には参加者達も一様に満足していたようです。加藤先生の今後のご活動に一層注目し、我々も日本の改革のために全力で頑張っていきたいと思います。

 

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