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2003年9月10日収録 北朝鮮のことなんですけれども、八月の下旬に北京で北朝鮮をめぐる六者会談が行われました。私の感想なんですけれども、本来ならばあの六者会談を東京でやることだって可能性はあったんだなと思います。 北朝鮮というと、アメリカとの関係・韓国との関係からいって日本は非常に緊密な立場にありますから東京で開催ということはあり得たと思います。カンボジア問題の解決は東京会議でほとんどのことが決まりました。十数年前です。それと同じじゃないでしょうか。それに北朝鮮も、将来あの国を建てなおそうとすると、日本の力がなければできないはずです。GNPは日本の200分の1、軍事力も自衛隊の毎年予算の20分の1、それに北朝鮮はサダム・フセインのイラクと違って石油が取れません。やはり日本が何とかしなければいけない国だし、それに、去年の小泉訪朝も実はそこを頼って北朝鮮は小泉さんに是非来て欲しいと言ったのだと思います。 五人の拉致被害者の帰国問題で結局は今、日本と北朝鮮の間はこの六カ国の間の中で一番縁遠い二国関係になってますけれども。この問題はなかなか私は解決できないと思います。一つ大胆な手は、この問題についてよく把握している政府高官、たとえば政治家で安倍晋三官房副長官がこの五人を連れて平壌に行く。そして「この五人の安全が確保されない限り、自分は平壌に居続ける」と宣言し、安全の確認をされたら、家族も含めてときたま、この五人が日本に来れるように話をつけてくる。というような事だって私は可能だったし、これからでも可能ではないかなと思います。 そういう大胆な手を使えば、構想力を持っていれば、北朝鮮・核の問題は日本でアメリカのケリー次官補に来てもらって解決することもあり得るのではないか。何て言いますか、色んなチャンスを失いつつあるという事をよく考えなければいけない昨今の日本外交ではないかと思います。
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