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平成18年4月10日掲載

第3回
小沢さんは民主党をどう導いていくのか?

7日の金曜日、小沢一郎氏が民主党の党首に選出されました。
民主党は、結局「自民党的な剛腕さ」に頼ったなというのが第一印象です。おそらく、これからますます自民党と民主党の差というものが見えなくなっていくと思います。政策的にもほとんど同じだし、対中関係を中心としたアジア外交の改善と、市場主義批判という、自民党内部で行われている総裁選の議論、ある意味では、小泉路線批判と同じことを、これから小沢さんはやっていくでしょう。どうしても、民主党の自民党化といった印象はぬぐえません。これでいいのだろうかという気はしますが、民主党の将来のため、現状では背に腹は変えられないということでしょう。
菅さんに期待されるのは政策論争ですが、今、民主党の人たちが小沢さんに期待しているのは政局運営。ですから、かなり激しくやってくるでしょう。審議拒否、国会空転なんてこともあるかもしれません。
ここでちょっと面白い小泉・小沢比較を──。ふたりとも同い年(昭和17年生)。慶應大学卒で二世議員。共に口数多くない“ワンフレーズ・ポリティクス”。でも小沢さんの場合は法学部出身だから、法律的・政治学的“硬派ワンフレーズ”。一方、小泉さんは、歌舞伎・オペラ好き、音楽好きで“軟派ワンフレーズ”。硬軟ワンフレーズ競争になるんでしょうね。
小沢氏は、9月までにそれなりの実績を残さないとなりません。これからの3ヵ月は緊張した3ヵ月になるはずで、自民党も安閑とはしていられないでしょう。

 

第21回
欧州中銀57兆円の資金投入に不安

第20回
韓国の大統領選に思うこと

第19回
北朝鮮と福田首相の微妙な関係

第18回
基礎年金の全額税法式は慎重な議論を!

第17回
年金問題が相次ぐ今こそ、社会保障番号について話し合うべき

第16回
中国の偽装食品は50年前の日本

第15回
日本版NSCは果たして機能するのか?

第14回
いまだ「出口なし」のイラク泥沼情勢

第13回
「造反組」復党問題で、自民党が渡る危うい橋

第12回
対北朝鮮政策と日本の今後とるべき道

第11回
再チャレンジ政策で救われるのは誰?

第10回
キャノン偽装請負事件と再チャレンジできる社会

第9回
北朝鮮のミサイル発射、防衛庁は知っていたのに…

第8回
プレスリー邸での小泉総理

第7回
就学援助を受ける小中学生激増、その背景にあるものは?

第6回
子どもの命が次々と狙われる、世も末の時代がやってきた?

第5回
1.「商売」と「政治」は別モノ?
2. イラク・ボディ・カウントとキッシンジャーと

第4回
イラク問題で追い詰められるブッシュ政権と日本の無関心

第3回
小沢さんは民主党をどう導いていくのか?

第2回
1. イラクは内戦状態なのか否か?
2. ウィニーの作り手と使い手、
功罪はどこに?

第1回
イラクへの無関心と送金メール問題の過熱

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