|
 自民党離党について

今日の午後、私は自民党の政治倫理審査会に出席し、私の事務所の代表を務めていた佐藤三郎に対する嫌疑について自分の考えを述べました。そして、自民党を離党させていただきたいとの届けを山崎幹事長に手渡しました。
佐藤は、今年の1月10日に佐藤個人の所得税法違反の容疑で家宅捜索を受け、3月8日には逮捕されました。
嫌疑は佐藤個人についてのものということです。しかし、私の事務所の代表を務めたものが、このような嫌疑で逮捕されたことは、私自身の監督不行き届きであったと言わざるを得ません。
監督責任にけじめをつけることが必要。そう考え、自民党を離党させていただく道を選択しました。
今回の事件で、国民の皆様の政治に対する信頼を深く傷つけてしまいました。道義的な責任、政治的な責任を強く感じています。国民の皆様に深くお詫びしたいと思います。
佐藤が逮捕された日、私は記者会見を開き、国民の皆様に対して説明責任を果たしたいと申し上げました。
しかし、具体的にはどのような容疑が佐藤にかけられているのか。嫌疑の真相はどうだったのか。司法当局による捜査が進行中の今の段階では、私には正確に把握する手段がありません。
一日も早く捜査が終結し、自分自身で国民の皆様に説明できるよう願っています。
本当は、国民の皆様に説明させていただくのが先であり、離党はその後にすべきとのご意見もありました。
しかし、今回の嫌疑のために、国民の皆様の党への信頼が日々傷ついています。
党本部を初め、各県連や市町村支部に至るまで、大勢の党関係者の方にご迷惑をおかけし続けています。
党の役職を数多く経験した私は、こうした事態を放置することは出来ません。
今日、開かれた政治倫理審査会を通し、党に対して説明する場を頂きました。これを一つの機会として、自民党を離党したいと考えた次第です。
この国はどうあるベきしょうか。この社会はどこに向かうべきでしょうか。私達はどんな夢や希望を抱けるのでしょうか。これまで私は政治家として自問自答を繰り返してきました。
しかし、国民の皆さんの信頼を裏切ってしまった今となっては、私にこうした理念を語る資格はありません。足元を見つめずに政治を行ってきたことを、ただただ恥じ入るばかりです。
国民の皆様にビジョンを語りかけたとき耳を傾けてもらえる政治家に、もう一度なりたい。いまさらながら私は、痛いほど感じています。
そのために、今後は一議員として原点に戻り、振り出しから始めようと考えています。
そして、一歩でも半歩でもいい。国民の皆様の信頼を回復できるように努めていきたい。自民党を離党するにあたり、私はあらためて心に誓っています。
|